2020年 11月 27日
100歳のおばあちゃんとの出会い
おばあちゃんが通っていた、90年ぐらい前の小学生。
このころは、男女分かれたクラス編成です。
先生は、詰襟、羽織袴、簡単な日本髪です。ショートカットの子がひとりもいません。
二宮金次郎もいません。
数年前、茶フェイ 花水木でおばあちゃんに偶然話しかけられました。
話すと、私の実家のことも小学校のすぐそばでしたのでよく知っておられます。
おばあちゃんが通っていたころ、雨が降ると草鞋がよごれるので(草鞋は使い捨てです。)足を川で洗ってから学校の教室へ入室することになっていたそうです。川で足を洗っていると、川底にサンゴのかんざしが落ちているので小学校へ届けて、朝の朝礼で知らせてもらったそうです。その落とし主が、私の曾祖母が川で洗濯していて落としたことがわかり、曾祖母がたいへん喜んで鉛筆2ダースお礼に贈っていたので、よく覚えているそうです。(当時の鉛筆は高価らしいです)
曾祖母は、町ではじめての国家資格の産婆をしていたので、羽織袴で普段から自転車に乗ってお産の立ち合いをしていたようです。
わたしが幼少のころ亡くなっていたので、実際の曾祖母の話をきくのははじめてだったので感慨深いものがありました。
つい、90年前の話でも、川で洗濯?
わらじの話?
話をただ聞くのが興味深く、楽しいので文字に残したいと思いブログに書くことにしました。
本当は、音声でのこせば言葉そのものも記録できるのですが。
by kyoukatatibana
| 2020-11-27 01:59
| 昔話